割引タイプのクレジットカードはどれ?百貨店・デパートのカードまとめ
百貨店デパートで割引になる百貨店カードを紹介していきます。
レジにて割引される百貨店クレジットカードは、ポイント還元される百貨店クレジットカードより優れていると考えます。
ポイント還元よりもレジにて割引の方が嬉しいです。
支払額が減りますから得した気分になりやすいですね。
ポイント還元も魅力ですが、有効期限や利用するタイミングを管理するのが大変です。
ポイント高還元でも利用するときに制約がありますからね。割引されるカードのほうが使い勝手が良いです。
2024年時点で新規申し込みを受付中の百貨店カード(割引タイプ)をまとめていきます。
松屋カード(松屋)
松屋銀座・松屋浅草を利用する方におすすめしたいクレジットカードの1つが”松屋カード”です。
”松屋銀座・松屋浅草でのお買い物は5%〜10%の割引”が受けられます。
松屋銀座・松屋浅草での年間お買い上げ20万円未満は5%割引ですが、20万円以上は7%割引。さらに50万円以上になればポイント10%割引に移行します。
また、松屋銀座・松屋浅草以外でクレジットカードを利用するときは、”税抜1,000円ごとに1ポイント”が貯まります。
その他にも、松屋カードのご呈示で、阪急メンズ東京でのお買い物が5%割引になり、松屋の提携レストランでは5%割引になります。
年会費 | ※初年度無料(2年目から税込1,100円) |
百貨店の割引率 | 5%・7%・10% |
食料品・レストラン・喫茶・一部の特定ブランドなどの割引 | 除外 |
百貨店以外のポイント還元率 | 1,000円で1ポイント |
家族カードの発行 | 発行可能。(利用金額の合算) |
※松屋での年間お買上げ金額が税込50万円以上の場合は次年度の年会費無料となります。
↓公式サイト↓
大丸松坂屋お得意様ゴールドカード(大丸松坂屋)
大丸松坂屋百貨店を利用する方におすすめしたいクレジットカードの1つが”大丸松坂屋お得意様ゴールドカード”です。
こちらのカードは大丸松坂屋百貨店の外商カードです。
”大丸松坂屋百貨店でのお買い物は5%〜10%の割引”が受けられます。
大丸松坂屋百貨店での年間お買い上げ30万円未満は5%割引ですが、30万円以上は8%割引。さらに70万円以上になれば10%割引に移行します。
また、大丸松坂屋百貨店でクレジット利用すると、”税込100円ごとに1ポイント”のQIRAポイント(クレジットポイント)が貯まります。
もちろん、大丸松坂屋百貨店以外でクレジット利用するときも、”税込100円ごとに1ポイント”のQIRAポイント(クレジットポイント)が貯まります。
年会費 | 税込11,000円 |
百貨店の割引率 | 5%・8%・10% |
食料品・レストラン・喫茶などの割引 | 1% |
百貨店以外のポイント還元率 | 税込100円で1ポイント(1%) |
家族カードの発行 | 発行可能。(利用金額の合算) |
タカシマヤカード<プレミアム> (割引タイプ)
高島屋を利用する方におすすめしたいクレジットカードの1つが”タカシマヤカード<プレミアム>”です。
こちらのカードは高島屋の外商カードです。タカシマヤカード<プレミアム>は割引タイプとポイント還元タイプを選択できます。
ここでは割引タイプについてまとめます。
タカシマヤカード<プレミアム>は、”高島屋でのお買い物は5%〜10%の割引”が受けられます。
高島屋の年間お買い上げ50万円未満は5%割引ですが、50万円以上は8%割引。さらに100万円以上になれば10%割引に移行します。
年会費 | 税込11,000円 |
百貨店の割引率 | 5%・8%・10% |
食料品・レストラン・喫茶などの割引 | 1% |
百貨店以外のポイント還元率 | 税込100円で1ポイント(1%) |
家族カードの発行 | 発行可能。(利用金額の合算) |
※税抜100万以上の年間利用金額で翌年度の年会費が無料になります。
※タカシマヤカード<プレミアム>はインビテーション制です※
阪急阪神お得意様カード プレミアム(阪急阪神百貨店)
阪急阪神百貨店を利用する方におすすめしたいクレジットカードの1つが”阪急阪神お得意様カード プレミアム”です。
こちらのカードは阪急阪神百貨店の外商カードです
阪急阪神お得意様カード プレミアムは、”阪急阪神百貨店でのお買い物は10%の割引”が受けられます。
阪急阪神百貨店の年間お買い上げに関係なく10%割引される最強のカードです。
年会費 | 無料 |
百貨店の割引率 | 10% |
食料品・レストラン・喫茶などの割引 | ー |
百貨店以外のポイント還元率 | ー |
家族カードの発行 | 発行可能。(利用金額の合算) |
※阪急阪神お得意様カード プレミアムはインビテーション制です※
名鉄ミューズカード(名鉄百貨店)
名鉄百貨店を利用する方におすすめしたいクレジットカードの1つ”名鉄ミューズカード”です。
”名鉄百貨店でのお買い物は5%〜10%割引”が受けられます。
名鉄百貨店での年間お買い上げ20万円未満はポイント5%割引ですが、20万円以上はポイント7%割引になり50万円以上で8%割引。さらに100万円以上になれば10%割引に移行します。
そして、毎週金曜日は名鉄百貨店の食品フロアで名鉄ミューズカードを使ってお買い物することで”5倍ポイントデー”に参加できます。
また、名鉄百貨店以外でクレジットカードを利用するときは、”0.5%還元で200円の利用金額で1ポイント”が貯まります。
年会費 | ※初年度無料(2年目から税込1,375円) |
百貨店の割引率 | 5%・7%・8%・10% |
食料品・レストラン・喫茶の割引率 | ー |
食料品・レストラン・喫茶のポイント還元率 | 1% |
百貨店以外のポイント還元率 | 0.5% (200円で1ポイント) |
家族カードの発行 | 発行可能。(利用金額の合算) |
※条件達成で次年度年会費無料になります。
↓公式サイト↓
インビテーション制のカードは難易度が高い?
百貨店デパートで割引になる百貨店カードを紹介しましたが、大きく分けて2種類あります。
”割引になる百貨店カードは大きく分けて2種類”
・条件を満たせばWEBで申し込み可能なカード
・インビテーション(招待制)のカード
インビテーション(招待制)のカードは、百貨店の外商カードになります。
条件を満たせばWEBで申し込み可能
”条件を満たせばWEBで申し込み可能”
・松屋カード(一般カード)
・大丸松坂屋お得意様ゴールドカード(外商カード)
・名鉄ミューズカード(一般カード)
これらのカードは、申し込み後に審査が通過するまで完結するのが早いです。
百貨店のお買い物は最初から割引でお買い物をしたい方へおすすめのカードです。
インビテーション(招待制)のカード
”インビテーション(招待制)のカード”
・タカシマヤカード<プレミアム>(外商カード)
・阪急阪神お得意様カード プレミアム(外商カード)
インビテーション(招待制)のカードは、基本的に最初から割引を受けることができません。
なぜなら、百貨店からインビテーションがくるまでの間に、ポイント還元タイプの百貨店カードを利用して実績を積まなければならないからです。
しかし、近道はあります。すでにインビテーション(招待制)のカードを利用している知人・友人に紹介してもらうことで、百貨店からインビテーションを待たなくてもよくなる可能性があります。
難易度が高いのは圧倒的にインビテーション(招待制)のカードです。
外商カードであるはずの”大丸松坂屋お得意様ゴールドカード” は、インビテーション(招待制)がなくても申し込みできる特別なカードですね。
百貨店でお得に買うには ”割引タイプのカード”がおすすめ
レジにて割引されるタイプの百貨店クレジットカードは、ポイント還元タイプのカードよりも断然お得です。
だって・・・割引された分のお金がいらないんですよ!!!笑
割引されるなら手持ち資金が少なく済みますからね。
もし10万円の商品が欲しい時に、ポイント還元タイプの百貨店クレジットカードでしたら10万円の貯めなければいけません。
これがレジにて割引されるタイプの百貨店クレジットカードでしたら10万円の商品が10%割引されるため1万円引きの9万円を貯めればよいのですから。
ただし、割引されないブランドもある
割引タイプの百貨店クレジットカードをおすすめしていますが、割引タイプの百貨店クレジットカードでも割引されないブランドが一部あります。
割引されないブランドは、どこの百貨店もほぼ同じです。
割引が除外されているブランドをまとめますね。
”割引が除外されているブランド”
・ルイ・ヴィトン(Louis Vuitton)
・エルメス(Hermès)
・カルティエ(Cartier)
・シャネル(Chanel)※ブティック商品/ファインジュエリー
・ティファニー(Tiffany & Co.)
・ブルガリ(Bvlgari)
・ベルルッティ(Berluti)
・ロレックス(Rolex)
・パテックフィリップ(Patek Philippe)
・ヴァンクリーフ&アーペル(Van Cleef & Arpels)
・ハリー・ウィンストン(Harry Winston)
など、人気かつ有名なブランドは割引が除外される傾向になります。
では、これらのブランドを購入するならば、ポイント還元タイプの百貨店クレジットカードが有利なのか?について述べます。
割引が除外されているブランドは、ポイント還元タイプの百貨店クレジットカードでも、ポイント還元の除外ブランドになっています。
人気かつ有名なブランドしか買わない方の場合は、割引タイプの百貨店カードでもポイント還元タイプの百貨店カードでも基本的にメリットがなくなります。
割引されるブランドだけでも満足できる
割引タイプの百貨店クレジットカードで一部の人気ブランドが割引されないとしても、割引されるブランドで十分に楽しめます。
”割引されるブランド”
・ミキモト(MIKIMOTO)
・タサキ(TASAKI)
・ピアジェ (Piaget)
・ショパール (Chopard)
・ジョージ ジェンセン (Georg Jensen)
・フレッド (Fred)
・ギメル (Gimel)
・ダミアーニ (Damiani)
・メシカ (MESSIKA)
・アミリ (Amiri)
・ヴァレクストラ (Valextra)
・ヴァレンティノ (Valentino)
・ヴェルサーチェ (Versace)
・エトロ (Etro)
・クリスチャン ルブタン (Christian Louboutin)
・グッチ (Gucci)
・サンローラン (Saint Laurent)
・ジミー チュウ (Jimmy Choo)
・ジョンロブ (John Lobb)
・ディオール (Dior)
・ディースクエアード (Dsquared2)
・デルヴォー (Delvaux)
・トッズ (Tod’s)
・ドルチェ&ガッバーナ (Dolce & Gabbana)
・バレンシアガ (Balenciaga)
・フェラガモ (Salvatore Ferragamo)
・フェンディ (Fendi)
・ブルネロ クチネリ (Brunello Cucinelli)
・ヘルノ (Herno)
・ボッテガ・ヴェネタ (Bottega Veneta)
・マックスマーラ (Max Mara)
・マルニ (Marni)
・メゾン マルジェラ (Maison Margiela)
・モンブラン (Montblanc)
・ロジェヴィヴィエ (Roger Vivier)
・ロロ・ピアーナ (Loro Piana)
など、このほかにもたくさんのブランドが割引されます。
割引される人気ブランドもたくさんあります。
グッチ、ディオール、フェンディなど、知名度の高いブランドも割引されますね。
ポイント還元をおすすめしない理由(あくまで個人的な見解)
”ポイント還元をおすすめしない理由(あくまで個人的な見解) ”
・割引とポイント還元の差額を考える
・ポイントは貯めるより利用するときが厄介
・資金を束縛されるなら友の会でもよいのでは?
高還元されるポイントは貯まるのが早くて嬉しいです。でも、発行された百貨店しか利用できません。
お金ならどこでも利用できますからね。ポイントは発行された百貨店に束縛されるのが嫌ですね。
どうせ束縛されるなら ”友の会” で良いと考えます。
ポイントは最大10%還元。友の会は約8%の上乗せボーナスです。
割引とポイント還元の差額を考える
百貨店クレジットカードのポイント還元タイプは、最大10%還元があります。
税抜10万円の商品を購入すれば1万ポイント還元になります。
”ポイント還元カードで税抜10万円の商品を購入した場合”
カード | お会計金額 | ポイント還元数 |
エムアイカードプラス ゴールド | 税込11万円 | 1万ポイント |
タカシマヤカード《ゴールド》 | 税込11万円 | 1万ポイント |
ペルソナSTACIA アメリカン・エキスプレス・カード | 税込11万円 | 1万ポイント |
※すべて10%還元の計算
”割引カードで税抜10万円の商品を購入した場合”
カード | お会計金額 | 割引額 |
大丸松坂屋お得意様ゴールドカード | 税込9万9000円 | 1万1000円 |
タカシマヤカード<プレミアム> | 税込9万9000円 | 1万1000円 |
阪急阪神お得意様カード プレミアム | 税込9万9000円 | 1万1000円 |
※すべて10%割引の計算
クレジット決済をした場合、割引タイプの百貨店カードであれば引き落としに必要なキャッシュが少なくて済みます。
ポイント還元タイプのカードは、11万円のキャッシュが必要です。
ただし、百貨店のみで利用できるポイントであり、”税抜金額の10%還元ですの割引タイプのカードとは消費税分の差” が生まれます。
ポイントは貯めるより利用するときが厄介
ポイント還元タイプの百貨店クレジットカードで一番の懸念点は、貯めるよりも利用するときが厄介なことです。
なぜなら、ポイントを利用してお買い物するときには、”最もメリットとされているポイント還元がない” からです。
ポイント利用額には、ポイント還元はありません。
ポイント利用した分にまでポイント還元されたら最強すぎますね。
ポイント還元が除外されているブランドに利用すれば良いと考えてもダメです。
ポイント還元が除外されているブランドは、ポイント利用もできない場合が多いですからね。
ポイントには有効期限があります。”とりあえず貯めておく” としても有効期限を把握しておく必要があります。
できることなら、お得に利用できる時期やタイミングを見計らってポイントを利用したいですが、”お得さ”を求めると使い勝手が悪いのがポイント利用の宿命です。
友の会でもよいのでは?
ポイントは百貨店でお買い物できる自分の資金です。
しかし、発行された百貨店でしか利用できません。もしくはポイントを他社のポイントへ移行するしか方法がありません。
他社のポイントへ移行のは可能ですが、百貨店カードのポイントは発行された百貨店で消化するのがお得です。
いくら10%の高還元カードでも税抜価格の10%還元であり、ポイント利用する際はポイント利用分にポイント還元はないため、それならいっそのこと友の会で積立をしたも変わらないのではないかと考えます。
ポイント還元除外ブランドでも、還元率の低い食品なども、友の会を利用するほうがお得です。
12ヶ月かかりますが、友の会を積みたてするほうがメリットが増やせる可能性がありますね。
そして友の会には、有効期限がありません。
ただし百貨店が破産すると積立した資金が返金されないリスクはあります。
百貨店が破産したらポイントも利用できませんよ。
10%還元だけをみるなら友の会も検討の余地ありって話で終わらせましょ。
そうですね。
自分が訪れる頻度の高い百貨店のカードが1番よい
レジにて割引される百貨店クレジットカードは、ポイント還元される百貨店クレジットカードより優れているとお伝えしました。
ただし、あくまで1番よいカードは ”自分が訪れる頻度の高い百貨店のカード” です。
百貨店カードは、大前提として ”繰り返しお買い物をする人にとってお得” になる カードです。
選び方を間違えないで
割引されるカードが良くて発行しても、百貨店に足を運ぶ頻度が低かったり購入金額が低い場合はメリットを生み出すことができません。
まずは、百貨店カードを選ぶのではなく、百貨店の店舗を 2〜3店舗 ほど候補を選びましょう。
候補に選んだ店舗の百貨店カードを比較していくところで、ポイント還元タイプと割引タイプを選ぶといった順番が後悔しない選び方だと思っています。
みなさんが良いカードに巡り合うように願っています。
割引タイプのカードはおすすめです。いつも訪れる百貨店が割引タイプのカードを発行して入ればチャンスと思ってくださいね。
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