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外商カード割引よりも株主優待カードのほうが有利?割引率と対象範囲を比較してみたら

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優待割引・ポイント

百貨店の外商顧客になれば ”外商優待(割引 or ポイント還元)” があります。

”外商優待(割引 or ポイント還元)” を利用できることが最大のメリットに感じます。

しかし、優待割引だけの視点でみれば、メジャーな百貨店には ”株主優待制度” が用意されています。

百貨店の外商顧客にならなくても ”百貨店(会社)の株主” になることで、優待カード(割引されるカード)を手にいれることができますので、検討してもよいと思います。

外商優待よりも株主優待カードのほうがお得?

株主優待カード・株主優待券の割引は、外商カードよりも優れている点があります。

”外商カードよりも優れている点”

① 食料品の割引率

② セール品の割引率

③ レストラン・喫茶の割引率

外商カードでは、優待率が10%→1%に落ちしてまう品目でも、株主優待カード・株主優待券の割引率は10%でお買い上げできます。

しかしながら、株主優待カード・株主優待券も当然のことながらデメリットもありますし、百貨店各社で制度の違いもあります。

まずは、株主優待カード・株主優待券の内容をみていきましょう。

大丸松坂屋の株主優待カード内容

大丸松坂屋の株主優待カード内容
割引率 一律10%割引
限度額 年間50万円〜500万円(保有株式数により変動)
利用回数 限度額までは回数無制限
割引対象品 一部のブランド・品物
導入コスト 100株以上の株式保有が必要
その他サービス ・長期保有特典あり
・有料文化催事が2名まで無料
・1枚の優待カードを家族間で共有可能

 

割引率は一律10%です。限度額までは回数無制限で利用できます。

三越伊勢丹の株主優待カード内容

三越伊勢丹の株主優待カード内容
割引率 一律10%割引
限度額 年間30万円〜300万円(保有株式数により変動)
利用回数 限度額までは回数無制限
割引対象品 一部のブランド・品物
導入コスト 100株以上の株式保有が必要
その他サービス ・長期保有特典あり
・駐車場無料サービスにプラス1時間
・提携施設の料金が割引
・文化展・美術展等の有料催事が一部無料またはご優待価格でご鑑賞(2名まで)
・1枚の優待カードを家族間で共有可能

 

割引率は一律10%です。限度額までは回数無制限で利用できます。

 

高島屋の株主優待カード内容

高島屋の株主優待カード内容
割引率 一律10%割引
限度額 半年間30万円・上限なし(保有株式数により変動)
利用回数 限度額までは回数無制限
割引対象品 一部のブランド・品物
導入コスト 100株以上の株式保有が必要
その他サービス ・有料文化催事が2名まで無料
・1枚の優待カードを家族間で共有可能

 

割引率は一律10%です。限度額までは回数無制限で利用できます。

阪急阪神百貨店の株主優待券 内容

阪急阪神百貨店の株主優待につきましては、優待カードではなく ”優待券” になります。

阪急阪神百貨店の株主優待券
割引率 10%割引
(食料品・レストラン・喫茶は5%割引)
限度額 金額の設定なし
利用回数 優待券1枚につき1会計
割引対象品 一部のブランド・品物
導入コスト 100株以上の株式保有が必要
その他サービス ・長期保有特典あり
・有料文化催事が2名まで無料
・優待券を家族間で共有可能

 

優待券のため ”1枚につき1会計” のみです。ただし、割引金額の上限はありません。

 

外商カードよりも株主優待のほうが対象品が多い?

外商カードよりも株主優待のほうが対象品が多いと思われがちですが、実際はどうでしょう。

ハイブランドの割引対象と割引除外を比較していきます。

割引対象品

一般商品とされているものは、外商優待も株主優待割引も可能です。

百貨店クレジットカードでポイント付与される商品も同じ部類になります。

割引除外品

”代表的な割引除外ブランド”

ルイ・ヴィトン

ブルガリ(フレグランスを除く)

カルティエ

ヴァン クリーフ&アーペル

ディオール ジュエリー(一品税抜150万円未満)

ティファニー(フレグランスを除く)

フォクシー

アディアム

エルメス

サンルイ

シャネル(化粧品を除く)

ロレックス

俄(ブライダル商品)

パテック フィリップ

ライカ

チューダー

ベルルッティ

リシャール・ミル

リヴェラーノ&リヴェラーノ

ハリー・ウィンストン 等

 

どの百貨店も外商優待、株主優待で除外されているブランドは、ほぼ同じです。

外商カードよりも株主優待のほうが対象品が多いのではなく、外商カードで優待率が下がってしまう品物でも株主優待なら割引率が下がらないことです。

 

”外商優待”と”株主優待”を比較してみたら

”外商優待と株主優待を比較”

外商カード 株主優待カード
優待率(割引率) 1%、5%、8%、10% 優待(割引・ポイント還元) 5%・10%
ランニングコスト 年会費(百貨店により無料特典あり) 100株以上(株価の変動・配当金によりプラスマイナスあり)
購入制限 なし 株式保有数により限度額が変動・または回数制限あり
百貨店の購入実績 買えば買うほど実績が積み上がる 株主優待 単体ではなし
対象品 普通商品、優待率変動品が対象(除外品は株主優待と同じ) 普通商品、外商カードで優待率変動品は株主優待のほうが有利なことが多い(除外品は外商カードと同じ)
百貨店の担当 つく つかない
駐車場優待 無料サービスあり(店舗により異なる) なし。または無料サービス延長あり
百貨店内のサロン・ラウンジ 利用可能 株主優待単体では利用不可
催事の招待 ホテル催事など外商専用イベントに招待。 株主優待カード単体ではホテル催事などの招待なし。
(有料文化催事は無料招待あり)

外商カードと株主優待カードを併用するとお得

ここでお伝えしたいことは、外商カードと株主優待カードはどちらがいいのか?

というより、外商カードと株主優待カードは併用して利用することで ”痒い所に手が届く” 便利なものになります。

ハイブランド、アパレルや雑貨など数千円〜数万円以上の商品を買うなら、限度額のない外商カードが便利です。

株主優待カードでも株式保有数により限度額を増やすことができますが、株式保有数を増やすことは株に資金を投入することになります。

でしたら、外商カードで最大の優待を利用して、デパ地下やセール品などを買う際に、株主優待カードで購入することにより、株式保有数を最低限の100株で楽しむことができます。

株主優待カード割引→外商カード決済でも外商お買い上げ実績がつく

なにより、株主優待カードで割引した後して、外商カードで決済する、または履歴をつけることにより、外商カードの ”年間お買い上げ実績に反映される” ため、

優待率が下がってしまう品物は、株主優待カードで割引→外商カードで決済する、または履歴をつける。

優待率が通常の品物は、外商カードでお買い物する選択ができます。

それにより、外商顧客としての実績を積み上げることができ、外商サービスや外商顧客としての待遇を受けれます。

外商カードがポイント還元の場合は株主優待カードは有効

百貨店のポイント還元は、最大10%になります。

しかし、10%のポイント還元率は、税抜価格(本体価格)から10%ポイント還元です。

株主優待カード10%割引と外商カード10%ポイント還元は、同じ10%ですがお得さが違います。

税込11,000円の品物をお買い上げした場合、

株主優待カード10%割引は、 ”9,900円” のお支払いです。

外商カード10%ポイント還元は、”11,000円” のお支払いと、 ”1,000ポイント” です。

ポイントは1ポイント1円として利用できるため、単純に1,000円 戻ってきたと考えても、株主優待カード10%割引と外商カード10%ポイント還元には、1,000円の差があることになります。

もし、外商カードが10%ポイント還元の種類でしたら、積極的に株主優待カード10%割引を利用してもよいと思います。

株主優待カードは、長期保有特典として限度額が上乗せされる百貨店もあります。

株式保有数を増やすには資金が入りますので、長期保有特典を活用することで最低限の資金で最大限のお買い物を楽しむシミュレーションをしてもよいかもしれませんね。

 

税込価格から10%ポイント還元でしたら嬉しいのに・・・。

残念ながら10%ポイント還元は税抜価格から計算されるのです。残念。

 

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